香港の冬飯「煲仔飯」を横浜で。スパイス使いが優しい熱々土鍋ごはん

Food

香港・冬の名物を横浜中華街でハフハフしたお話。

[訪問日:2024年2月]
香港の冬に欠かせない「煲仔飯(ぼうじゃいふぁん)」。いわゆる土鍋ごはんで、牛・豚・鶏・魚から選んだ具材を小さな土鍋で生米と一緒に炊き、中国醤油などで味付けしたもの。かつては冬の風物詩でしたが、現在は通年食べられるそうです。だけど…寒いからこそ美味しさが増すはず! なので、寒さ厳しい2月に横浜中華街へ食べに行ってきました。

“孤独のあれ”で行列の絶えない「南粤美食」

横浜中華街の広東料理店「南粤美食(なんえつびしょく)」は、常時「煲仔飯」を食べることができます。(ドラマ「孤独のグルメ」などメディアで多々紹介され、開店と同時に満席が通常運転なお店。私は夜の開店時間に到着し、2巡目で入店できました)

お目当ての「煲仔飯」は5種類。私は「卵入り牛肉ハンバーグ釜飯」をオーダー。運ばれてくるとスタッフが手際よく混ぜ、完成。

大きな牛肉ハンバーグはうま味を閉じ込めるように蒸されて瑞々しく、黄色が映える卵、濃い目の中国醤油、すべてのうま味を吸収したお米…、たまらん! ハフハフと熱々の「煲仔飯」を食べれば、冷えた体が内側から熱くなる。この感じこそ、冬ごはんの醍醐味~!

漢方文化が根付く香港。スパイスでセルフケア

牛肉ハンバーグを食べて驚いたのが、その爽やかさ。陳皮(ミカンの皮)というスパイスが使われ、しつこくなりがちな肉汁を柑橘の風味がさっぱりとまとめている…体に優しいスパイスの使い方だなぁ、と感じる一品。

香港は古くから受け継がれる漢方文化が根付き、漢方薬局や生薬専門店、漢方ドリンクが日常に溶け込んでいます。高温多湿の気候だと、日々の体調管理も大変ですよね。だから、上手にスパイス(漢方では生薬として)を取り入れ、バランスを整える。見習いたい!

中国の漢方ドリンク「王古老(ワンラオジー)」。漢方系ハーブティーで、甘くてほんのり苦みと酸味のある複雑な味

 香港麺好きなら、迷わず「香港海老雲呑麺」も

「煲仔飯」は2人でシェアして、ちょうど良いボリューム。なので副菜を2品頼みました。私は無類の香港麺(弾力のある細ちぢれ麺)好きでして…「香港海老雲呑麺(ほんこんえびわんたんめん)」も迷わずオーダー。

香港麺の独特の食感が心地よく、海老雲呑は具材がパンパンでぷりぷり。塩味が優しいスープがたまらない! 香港麺好きでなくても、食べて欲しい一品。

「南粤美食」は、みなとみらい線「元町・中華街」駅の中華街口から徒歩5分くらいの場所にあります。横浜中華街の入り口付近で、ローズホテルの向かいあたり。赤と黄色の看板も目印。

寒ければ寒いほど、料理の温度も美味しく感じる冬。香港・冬の風物詩「煲仔飯」は、香港の漢方文化に触れられ、熱々の温度も楽しめる、味わい深い料理でした。

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